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サステナブルとカルチャーが融合!ナイジェリア館が魅せる「強さと美しさ」
投稿日 2025年7月22日 11:00:09 (IT 科学)
ナイジェリアは、アフリカ最大の人口(約2億人)を有する連邦共和国で、豊かな資源と多様な民族文化を誇る国だ。大阪・関西万博では、パビリオン「COMMONS-D」内に出展し、サステナブルな未来と文化的アイデンティティをテーマに、多角的な展示を展開した。展示では、リサイクルアート、伝統工芸、著名人の紹介、そして試着体験など、多彩なプログラムが展開。アートと環境、伝統と現代が交差する空間として、来場者の注目を集めた。
〇 廃材がアートに変わる ― サステナブルな創造力
会場では、廃棄金属素材を再利用して作られたヒョウとリスの彫刻作品が展示された。英語で“From Waste to Wealth(廃棄物から富へ)”と題されたこの作品は、リサイクルによって土壌や水の汚染を防ぎ、環境保全と経済創出を両立させるというメッセージを伝えている。また、ヒョウはナイジェリアの力強さも表現しているのだそう。
また、ポリエチレンの廃材を再利用した手提げバッグや、地元産素材を活用した編み込み工芸バッグも紹介され、循環型経済の実現に向けた地域の取り組みが視覚的に表現されていた。
〇 農業と鉱業の恵み ― ナイジェリアの経済的基盤
ナイジェリアは農業と鉱業が国の経済を支える柱である。特にカカオ、コーヒー、ゴマ、カシューナッツなどの農産物は輸出品としても重要で、世界有数のカカオ生産国の一つだ。鉱物資源では、原油や天然ガスが豊富に産出されており、持続可能な資源管理への挑戦が続いている。
パビリオンでも、これらの産品と資源が持つ経済的・文化的価値を伝えるパネル展示がなされていた。
〇 写真で見るナイジェリア ― 人、文化、誇り
壁面には、ナイジェリアを代表する著名人の肖像がずらりと並んだ。
・バーナ・ボーイ(Burna Boy):アフロビーツ界のスーパースター。2021年にグラミー賞を受賞。
・アデモラ・ルックマン:現役のアフリカ最優秀サッカー選手。
・ウオレ・ソインカ:1986年にノーベル文学賞を受賞した、アフリカ初の文学賞受賞者。
・ンゴジ・オコンジョ=イウェアラ:WTO(世界貿易機関)事務局長。アフリカ初・女性初の就任。
また、ズマ・ロックやマンビラ高原などの自然景観、オジュデ・オバやヌゼム・ベロムなどの伝統祭の写真も展示され、ナイジェリアの文化的多様性を感じられる構成となっていた。
〇 来場者参加型の文化体験 ― 民族衣装で写真撮影
パビリオン内では、ナイジェリアの伝統的な民族衣装の体験コーナーも用意されていた。カラフルな刺繍や織物をまとい、ナイジェリアの文化に一歩足を踏み入れることができる。
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