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母の日を、母の健康を想う日に。渋谷未来デザイン「母のウェルネスの日」制定式
投稿日 2025年5月21日 09:00:20 (IT 科学)
一般社団法人渋谷未来デザインは2025年5月7日(水)、Spot. Yoyogi Parkにおいて、「母のウェルネスの日」記念日制定式を実施した。本プロジェクトは、主婦層の特定健診実施率が3割に満たず、母親世代の健康意識の低さが社会課題となっている背景(※1)から、日本中が母のことをもっとも思う「母の日」に、お母さんたちの健康にも目を向ける文化を広げていきたいという思いからスタートした。これに伴い、同日、都内の「Spot. Yoyogi Park」にて、報道関係者向けに記者会見が開催された。
今回、プロジェクトの第一歩目として「母の血流の日」「母の歯の日」「母の肌の日」「母の自分らしさの日」といった視点から、お母さんの“からだ”と“こころ”の健康を考える複数の記念日を制定し、“お母さんの健康を考える1日”として広く発信をしていくとしている。
■「母のウェルネスにまつわる5つの記念日」を制定
全国的に、女性の健康課題は見過ごされがちだ。重大な病気を未然に防ぐために重要な「健康診断の受診率」を見ると、女性はすべての世代で男性よりも低く、特に30代で男女差が最も大きい(※1)。この世代は、子育て、家事、仕事、自分の時間と、あらゆることに忙しい「お母さん」たちが多い世代である。さらに、「正規雇用以外」の者ほど健診を受けにくいというデータもあり(※2)、専業主婦やパート勤務の多くのお母さんたちが、自身の健康に目を向ける機会が限られていると推測される。
渋谷区も例外ではない。区内には「やせ」(BMI18.5未満)の女性が多く、将来の健康(不妊、骨粗鬆症、フレイル、寝たきり等)のリスク増大につながる懸念が大きい土壌がある(※3)。一方で、渋谷区はダイバーシティとインクルージョンを基本に、子育て支援や、多様性に取り組み続けてきた。
※1 出典:内閣府 男女共同参画白書 令和6年版 (厚生労働省「令和4年国民生活基礎調査」より作成)
https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r06/zentai/html/zuhyo/zuhyo00-23.html
※2 出典:内閣府 男女共同参画白書 令和6年版 (厚生労働省「令和4年国民生活基礎調査」より作成) https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r06/zentai/html/zuhyo/zuhyo00-24.html
※3 出典:一般社団法人 渋谷未来デザイン「SHIBUYA WOMEN’S WELLNESS調査2024」
https://womens-wellness-action.com/research/shibuya-womens-wellness-score-2024.pdf
そこで2025年5月、渋谷未来デザインが主催となり、11の団体・企業が連携し、「母の日」と同日の5月第二日曜日に、以下の「母のウェルネスにまつわる5つの記念日」を制定した。
・母のウェルネスの日 (一般社団法人渋谷未来デザイン)
・母の血流の日 (株式会社花王 めぐりズム)
・母の歯の日 (株式会社花王 ピュオーラ)
・母の肌の日 (株式会社 ファンケル)
・母の自分らしさの日 (わたしたちのウェルネスアクション)
それぞれの部位やテーマを掲げた理由としては、「健康に気をつけて」と抽象的に言われるよりも、「歯の健康」や「心の健康」のような、具体的な部位・テーマを示される方が、自分のこととして受けとめやすく、関心を持ちやすい人が多いという調査データが背景にある。
健康診断はもちろんのこと、大切なのは日々の暮らしの中で、”自分のからだやこころに目を向けること”。単なる企業・団体の記念日ではなく、日頃は意識が向きづらいお母さんたちの「からだやこころの健康」を、お母さん自身はもちろん、家族や周囲の人々の意識を向けるきっかけになることを目指している。
本プロジェクトは、ひとつの行政や企業だけでは届きづらい、より多くのお母さんたちへ向けた社会浸透を目指して、様々なプレイヤーが連携し支えていく取り組みだ。後援には渋谷区教育委員会・一般財団法人 渋谷区観光協会・一般社団法人シブタンが、協力パートナーには、三井不動産株式会社、東急不動産株式会社、株式会社B-connectが参加している。来年以降はさらに多くの共感と連携の輪を広げながら、「母の日を、母の健康を想う日に。」という新しい文化を育んでいくとしている。
■渋谷未来デザイン理事 (渋谷区副区長) 松澤 香氏のコメント
「渋谷区は、ダイバーシティ&インクルージョンを基にしたまちづくりを推進する中で、母親である皆さんを含むあらゆる人が自分の人生を意思決定していけるよう、多様な働き方が可能となる社会を目指しています。そのためにも健康管理はとても大切なことであると考えます。今回の取り組みを通じて、皆さんが今一度ご自身の健康について考えたり、気づくきっかけになることを期待しています。」
■渋谷区教育長 伊藤林太郎氏のコメント
「母のウェルネスにまつわる5つの記念日の制定、おめでとうございます。子供たちの健やかな成長の陰には、いつも優しく、温かく、そして力強くそれを支えるお母さんたちの存在があると思います。普段は子供のことを優先してお母さん御自身のことは後回しになりがちかと思いますが、5つの記念日を通じて、子供たちがお母さんのウェルネスについて考え、感謝とアクションを起こすきっかけになることを願っています。」
■渋谷女子インターナショナルスクール 校長 赤荻瞳氏のコメント
「私は渋谷女子インターナショナルスクール 校長をやっていて、学校の中では生徒たちの母親になった気持ちで接しています。生徒たちの親御さんたちとも関わる時間が多く、日頃からお母さんから子供への愛情を感じることが多いです。私もお母さんの健康を想いやったギフトを送りたいと思います。渋谷から発信する身として、渋谷からこのような温かいプロジェクトが始まったことを楽しみに思っています!」
■データからみえる「親子の健康意識」とは?
15〜59歳の男女250名を対象に調査を行ったところ、約4割の人が「お母さんの健康状態を日常的に会話し、よく知っている」とは言えないことがわかった。さらに注目すべきは、「母の日のプレゼント選び」における健康意識の違いだ。
「母と日常的に健康について会話している層」では、プレゼント選びの際に「健康に気づかっているか」を意識する人が約10%いたのに対し、「年に数回しか会わない層」では、わずか1.8%にとどまった。一見すると「たまにしか会わないからこそ健康を気づかうのでは」と思われがちだが、実際には、日常的に健康について話していないと、そうした意識はプレゼント選びなどの行動にも反映されにくいことが明らかになった。
■「母の日」前日の5月10日開催!展示イベント
今回、新たに制定された「母の血流の日(めぐりズム)」「母の歯の日(ピュオーラ)」「母の肌の日(株式会社ファンケル)」「母の自分らしさの日(わたしたちのウェルネスアクション)」に込められた想いが並ぶ展示イベントを、「母の日」前日の5月10日にMIYASHITA PARKで開催した。
本イベントは、渋谷区内小中高大学生も参加する、母の日のメッセージカードを記入できるイベントだ。
会場では、母の日のギフトとしてお母さんへお贈りいただける「メッセージカード」と「サンプリングアイテム」を無料でお渡しした。
<展示イベント>
日付:5月10日(土)
時間:11:00 〜 18:00 ※サンプリングアイテムは無くなり次第終了となる
場所:MIYASHITA PARK North 2F テラススペース(〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-20-10)
渋谷未来デザイン理事 兼 渋谷区副区長 松澤 香氏が語る!「母のウェルネスの日」制定への想い
YouTube:https://youtu.be/2fIIEGPIj5c
■一般社団法人渋谷未来デザイン
■母のウェルネスの日プロジェクト
■ITライフハック
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Source: ITライフハック
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