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ネパールで自分のコーヒーの木を植えて森をつくる植樹プロジェクト!『BIKAS COFFEE VILLAGE』が新しい村での栽培を開始
投稿日 2025年5月19日 20:00:31 (IT 科学)
合同会社BIKAS COFFEE(ビカスコーヒー)は、オーナーの名前が付いたコーヒーの木を植樹し3年後に自分の木からとれたコーヒー豆が届くプロジェクト『BIKAS COFFEE VILLAGE』が5期目を迎え、初の試みとして新たな村、「ネパール・ダリンボット村」での植樹を通した生産地拡大を決定し、2025年5月23日(金)18:00よりCAMPFIREにて新たに木のオーナーを募集する。これまでネパール・ハルパン村に470本の木を植樹し、現地の雇用と持続可能なコーヒーの生産・消費の循環を創出してきた。今後はネパール国内の新たな村にも活動を広げ、プロジェクト過去最多となる2,400本の木を植樹し、コーヒーの安定的な生産とネパール農村部の持続的な発展へとつなげていく構えだ。
プロジェクトページ:https://x.gd/VkqbEm ※こちらはプレビュー画面。5月23日(金)18:00 以降に支援受付を開始する予定。
■想いを植えるコーヒー植樹 BIKAS COFFEE VILLAGEについて
BIKAS COFFEE VILLAGEとは、ネパール連邦民主共和国(以下ネパール)カスキ郡にあるハルパン村(標高1,200m)で育てたコーヒーの苗を購入し、自分の名前が付いたコーヒーの木をネパールの村に植えることができるプロジェクト。苗を植えてから実になるまで3年。支援者が植えた想いが木の成長に合わせて、どのように3年間を過ごしていくのかという経過を楽しむ。そして、農家さんが3年間大切に育んだ想いも上乗せして、植えてから3年後に支援者の元へコーヒーが届く。大量消費されやすいコーヒーの新しい「消費」のあり方を提案していくプロジェクトだ。
■新たな村への植樹を通して、生産地拡大と農家の生き生きとした暮らしを実現
5期目となる今年は新たな取り組みとして、これまで植樹活動を行ってきたハルパン村に加え、新たにカブレ・パランチョーク郡のダリンボット村においても植樹を実施する。ダリンボット村は、BIKAS COFFEEの現地パートナーであるゴクール・ブジェール氏の出身地であり、約700人が暮らす小規模な農村地域。村ではアグロフォレストリー農法を活用し、多種多様な作物の混植による持続可能な農業が行われているほか、養鶏や酪農など多様な形態の農畜産業も盛んだ。
約10年前、村ではコーヒー栽培に挑戦したものの、精製処理に関する知識不足から適正価格での販売ができず、多くの農家が栽培を断念した。しかし、ゴクール氏の「もう一度、自分の村でコーヒー栽培に取り組みたい」という想いを受け、本プロジェクトでは植樹活動を通じてコーヒー栽培の再興と資源開発の可能性を広げていく。事前調査の結果、村の21名の農家より合計2,400本のコーヒー苗を植えたいとの希望が寄せられた。多くの農家が主体的取り組みへの強い意志を示しており、収入の向上に加え、コーヒーオーナー制度を通じた交流への期待など前向きな声が寄せられている。
〇コーヒーの木3000本植樹で、年間最大30トンのCO₂吸収を実現。企業との取り組みで更なるインパクト拡大へ
本取り組みの効果として、年間最大約30トンの二酸化炭素(CO₂)の吸収が見込まれている※1。このCO₂吸収量は、ガソリン車で約10,000km走行する際の排出量に換算※2すると、およそ13台分あるいは東京〜大阪間の飛行機の片道移動に換算※3すると300回分に相当する。コーヒーの木の植樹は、カーボンオフセット効果を大きく発揮し、持続可能な農業と経済価値の両立を実現する。BIKAS COFFEEでは協力・協賛できる企業を募集中だ。今後は企業の皆様とのパートナーシップを通じて、より多くの人を巻き込みながら環境保全や地域社会への貢献を果たし、持続可能な社会の実現を目指す。
※1一般的なコーヒーの木1本あたりの年間CO₂吸収量を約5〜10kgと推定|参考:林野庁[1]、Negash et al. 2013[2]
※2ガソリン車で約10,000km走行する際のCO₂排出量を約2.3トンで計算
※3東京〜大阪間の飛行機の片道移動を約100kg/回で計算
【参考文献】
[1] 林野庁「森林のCO₂吸収量について」https://www.rinya.maff.go.jp/j/sin_riyou/ondanka/20141113_topics2_2.html
[2] Negash et al. (2013) “Carbon stocks in different land use types in Ethiopia”
〇森をつくる農法アグロフォレストリーと暮らしが重なる生活のあり方「アグロビレッジ」を創出し、ネパール農村部の持続的な発展へ
コーヒーは、「地球温暖化による生産量の減少」という問題に直面している。気温や湿度の上昇により、さび病というコーヒーにとって深刻な病気が発生しやすくなり、収穫量の減少や品質低下を招く。こうした事態が続くことで、コーヒー生産から撤退する生産者も多くなることが予想され、2050年にはアラビカ種の栽培地が約50%も減少するとも言われている。こうしたコーヒーの危機的状況においてBIKAS COFFEEは、産地ハルパン村における「アグロフォレストリー」と呼ばれる農法を通して持続的なコーヒーの生産と消費を促していきた。
アグロフォレストリーとは、多種多様な作物や樹木を共存させる“森のような農業”であり、収入や食料の確保にとどまらず、家族や地域の関係性、生態系のバランスなど、暮らし全体に多様な価値をもたらす。こうした農業と暮らしが自然に重なり合うライフスタイルを、私たちは「アグロビレッジ」と呼んでいる。特別な技術ではなく、自然とともにある日常の中から生まれる、新しい暮らしのかたちだ。
これまで4期にわたり植樹プロジェクトを進めてきたことで、持続可能なコーヒーの生産と消費の循環を育み、村の中に新たな選択肢や可能性を生み出してきた。そして2025年、本プロジェクトは新たな村へと活動の舞台を広げ、次のステージへと踏み出す。今後は、ネパールの他地域にもこの取り組みを展開し、農村部における持続的な発展に貢献していくとしている。
■4年連続150%達成の植樹プロジェクトと、アグロフォレストリーにおける新たな価値創造
BIKAS COFFEE VILLAGEは2021年5月に始動してから4年連続でCAMPFIRE150%の達成を果たし、これまで470本の植樹を実施した。
また、2024年以降は、毎年春日本からの参加者をネパールの生産地へお連れし、支援者様の木からコーヒーを収穫を行う「収穫祭」を開催し、植樹から収穫までのプロセスを支援者様と共有することで、生産者と消費者をつなぐコーヒー新しい楽しみ方を創出している。
2024年冬には村の資源を活かす新たな試みとして、「BIKAS COFFEEのチェリーシロップ」を開発した。これは通常廃棄されがちなコーヒーチェリー(果皮)を有効活用した商品であり、村の暮らしから生まれた循環型の新たな価値提案として注目されている。
第1回植樹:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000055621.html
第2回植樹:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000099441.html
第3回植樹:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000099441.html
第4回植樹:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000099441.html
チェリーシロップ:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000099441.html
■5/31-6/1 植樹プロジェクトに賛同する企業・個人合計20以上が集結する「BIKAS GREEN マルシェ」を開催!
年に一度BIKAS COFFEEが主催するマルシェ「BIKAS GREEN marché」は、植樹プロジェクトに参画する個人と企業、合計20以上の出店者様が集結し、食やアパレル、日用雑貨などを幅広い商品を販売します。売上の一部を植樹プロジェクトに還元させていく。『日々も森も発展するコーヒー屋さんのマルシェを、コーヒー片手にぜひお楽しみください。』
【イベント概要】
BIKAS GREEN marché 2025 ~日々も森も発展するコーヒー屋さんのマルシェ~
日時:5月31日-6月1日 12:00-18:00
場所:BIKAS COFFEE江戸川橋(〒112-0014 東京都文京区関口1-23-6プラザ江戸川橋112)
出店予定(五十音順・敬称略):AIueO、株式会社AN、オハヨー乳業株式会社、任意団体HĀWĀ、お菓子とごはん屋かさかしげ、Casochi 合同会社、Clear up coffee、合同会社Co•En Corporation、株式会社ココウェル、スタンド証、Sepian、中央印刷株式会社、株式会社10YC、なかおコーラ、有限会社ヌーベル梅林堂、八十八良葉舎(株式会社room)、八風農園(株式会社松風カンパニー)、muku nuku pottery ※一部抜粋
■期間限定!「オハヨー 濃(こい)」とBIKAS COFFEEのコラボドリンクを提供
本プロジェクト実施期間中に、BIKAS COFFEE実店舗でオハヨー乳業株式会社の“濃縮乳”「オハヨー 濃(こい)」とBIKAS COFFEEのコラボレーションによる限定ドリンクを提供する。「オハヨー 濃(こい)」は、生乳本来の風味を活かしながら、水分だけを取り除く“おいしさ濃縮製法”によって、深いコクと甘みを引き出した特別なミルク。原材料は生乳100%で、タンパク質やカルシウムなどの栄養分もそのままぎゅっと凝縮されている。
この「オハヨー濃」が、すっきりとした後味と爽やかな香りが特長のBIKAS COFFEEと出会うことで、香り高くまろやかな高級感あふれる特別な一杯が完成した。5/31-6/1のマルシェの売上の10%は、本プロジェクトへ還元させていただきます。『おいしさと環境への想いがつながるこの一杯を、ぜひマルシェ期間中にお楽しみください。』
■コーヒーの木のオーナーが住むマチにも出張出店し、コーヒーを全国各地へお届け!
BIKAS COFFEEは2024年4月から移動販売が可能なキャンピングカー事業を開始し、ヒトとマチに『発展』をもたらすコーヒー屋さんとして、全国を旅しながらコーヒーと共にBIKAS(ビカス=発展)を届けている。本プロジェクト実施期間中は、これまで木のオーナーになってくれた方やいつも応援してくださる皆様が住むマチへ出向き、直接コーヒーをお届けする。
【出店スケジュール】
5月25日 横浜・黄金町(with plusパーソナルジム)
5月26日 東京・文京(我楽田工房)
5月27日 横浜・保土ヶ谷(We are. workout)
6月6-7日 三重・いなべ(新上木食堂)
6月8-9日 三重・名張(FLAT BASE)
6月21日 神奈川・湘南
6月27-28日 大阪・梅田
■クラウドファンディング大手CAMPFIREにてオーナー募集を開始
プロジェクトページ:https://x.gd/VkqbEm
募集期間 2025年5月23日(金)18:00 〜 6月29日(日)23:59
支援金用途 現地管理費、農業支援費、コーヒー豆輸入関連、国内加工(焙煎・グラインド・パッキング・輸送など)、今後の事業拡大に向けた資金に充てる。
■BIKAS COFFEEブランドマネージャー菅勇輝のコメント
生産者と消費者、スタッフとファン、ネパールと日本。コーヒー好きとか国際協力界隈とか関係なく様々な枠組みを超えて、このコーヒーに関わる一人一人に物語があり、想いがあり、役割がある。「想いを植えるコーヒー植樹」とは、その想いをみんなで育てて、ミライをつくっていこうというプロジェクトです。
今年、僕はこんな想いを植えたいと思います。
「ゴクールさんとつくるネパールの発展」
ネパールと出会ってから13年。すなわちゴクールさんと出会ってから13年。嬉しいことも大変なことも、彼と見るネパール・彼と起こすアクションを通じて、今日の価値観に至るまでたくさん心を通わせてきました。これまでもこれからも、僕はゴクールさんと共にこの世界を発展させていきたいと思っています。
あなたの想いが実を結ぶまで、共にアクションを起こしていきましょう!
〇BIKAS COFFEEとは
「BIKAS(ビカス)」とはネパール語で「発展」という意味を持つ。ネパールの山奥にアグロフォレストリーで育つ、希少かつ上質なコーヒー豆があった。この流通をつくり雇用支援と地域開発を行うために誕生したコーヒー、それが “BIKAS COFFEE”だ。味や香りだけではなく意味で選んでもらうことを理念に、生産から消費に関わるすべてのヒトの顔が見えるトレーサビリティの高いコーヒーのD2Cを目指している。2021年10月、東京・江戸川橋に実店舗をオープンし、2024年4月から移動販売が可能なキャンピングカー事業をスタートした。
▼詳しいBIKAS COFFEEの物語はこちら
https://www.notion.so/bikascoffee/16d245a1555b457c98f5fc7547522b0c?pvs=4
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Source: ITライフハック
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